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賃貸選びで後悔しない「駅からの距離」の考え方

   

賃貸物件を探すとき、掲示されている「駅徒歩○分」の表示を見るとつい注目してしまいます。

通勤や通学の利便性を左右する駅までの距離は、生活満足度にも大きく影響します。

しかし「徒歩○分」だけで決めてしまうと、思わぬ不便や後悔につながることも。

この記事では、駅距離をどう評価・比較すべきか、生活シーン別の目安、チェックポイントをわかりやすく解説します。

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目次

1.「徒歩○分」の目安はどう決まる?

2.駅からの距離、生活スタイル別の目安

3.距離以外にチェックすべきポイント

4.コスパを考える:家賃・時間・体力のバランス

5.内見で確認したい具体項目

 

1.「徒歩○分」の目安はどう決まる?
物件情報にある「駅徒歩○分」は、不動産業界の基準に基づいて算出されています。一般的に業者は80mを徒歩1分として換算することが多いですが、実際の歩行速度やルート、信号待ちなどで体感は変わります。平坦な道か坂道か、夜道の照明、歩道の有無なども重要です。表示はあくまで目安と考え、余裕をもって判断することをおすすめします。

2.駅からの距離、生活スタイル別の目安

毎日通勤・通学で電車を使う人(時短重視):徒歩5分以内が理想。雨の日や遅刻の心配を減らせます。
出勤は週数回/リモートワークが多い人:徒歩5〜15分で妥協しやすい。家賃を抑えられる幅が広がります。
車や自転車を主に使う人:駅徒歩15分以上でも問題ないことが多い。ただし、駅利用がある週の動線も確認。
子育て世帯:子どもの送迎や買い物を考慮し、駅以外の生活利便(保育園・スーパー)も重視。駅からの距離はほどほどでOK。
3.距離以外にチェックすべきポイント
徒歩ルートの安全性:歩道の有無、夜間の明るさ、交差点や横断歩道の位置
道の起伏:坂道だと徒歩数分の差が体感で大きくなる
バス・自転車の利便性:最寄り駅までバスや自転車での移動時間も確認
騒音と環境:駅に近いと人通りや歓楽街の騒音が気になることも
荷物の多さ:買い物や宅配の受け取りが多い人は距離の影響を受けやすい
遅い時間帯の利便性:終電後や深夜の移動の安全性・明るさ
4.コスパを考える:家賃・時間・体力のバランス
駅から近いほど家賃は高くなる傾向にあります。家賃差と時間の価値を比較して判断しましょう。例えば毎日片道10分を短縮すると年間でかなりの時間節約になりますが、その分の家賃上乗せが見合うかはライフスタイル次第です。体力や健康面、天候ストレスも考慮してください。

5.内見で確認したい具体項目

◇実際に駅から物件まで歩いてみる(複数の時間帯で)
◇最短ルートだけでなく、安全で実用的なルートを確認
◇エントランスから駅までの距離・傾斜・階段の有無
◇周辺商業施設やコンビニの有無、日常の導線
◇駅前の混雑度や治安(夜間の様子を確認)
◇バス・タクシー乗り場、自転車置場の状況
まとめ
駅からの距離は賃貸選びで重要な要素ですが、「徒歩○分」だけで判断すると失敗することがあります。

実際に歩いてみて、毎日の生活動線や安全性、家賃とのバランスを総合的に判断しましょう。

自分の生活スタイルに合った距離感を見つけることが、快適な賃貸生活への近道です。

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